32・アリス(ロンドニアンゴシックス・迷宮のロリィタ)

第32回目は変わり種のゲームです。
屋敷の少女を主人公にしたアクションRPG、ではあるのですが。
ゴシック調の世界観でおどろおどろしいモンスターを踏みつけて倒す、そして主人公はゴスロリ服に着替えて迷宮を突き進む。
そんなロンドニアンゴシックス・迷宮のロリィタの主人公、アリスです。



・データ


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【登場作品】ロンドニアンゴシックス・迷宮のロリィタ(2005)
【名前】アリス
【会社】メガサイバー



・ストーリー


ロンドンのある屋敷に住む少女・アリス。
ある日、父親のナボコフが怪物にさらわれてしまい、屋敷の地下に助けに行こうとする。
しかし、メイドのルシールに無駄だと言われてしまう。
執事のミヒャエルの手伝いもある中、アリスは、屋敷の迷宮の奥深くに向かう。




・ゲーム中の性能




まず基本的にアリス自身に戦闘能力はありません。
パックマンの要領で、ゲーム中は、とにかくモンスターから逃げる。
モンスターにあたると一発アウト、ライフが1つ減りエリアの最初からやり直し。
ライフは最大5あり、0になったらゲームオーバー。
但し、アリスの屋敷に戻ればライフは回復する、(なので、ライフは残機のイメージ。)

しかし、アリスはゲーム中に手に入るドレスを着ることで、特殊能力を得られる。
稲妻をおとして敵の動きを止める、ワープして敵の攻撃を回避する等。
ドレスは、フロアで手に入る材料を拾い、フロアにあるミシンで作る。

さらに、フロアのどこかにある、「ボアムダン」を破壊すれば、そのフロアのモンスターが動かなくなり、その際、アリスはモンスターを踏みつけて倒すこともできる。



・思い入れ


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実はプレイしたのは、発売して数年後のこと。
とはいえ、それでも異彩を放ってましたね、ゲームショップでも。
ゴシック調の世界観にしかし、激しいギターが鳴るOP画面。
結局それほど売れなかったゲームだそうです。
アクションRPGを期待して買ってみても、アクションRPGの要素はほとんどなく(レベルアップ要素はない)、ドレスの素材を買うくらいか。
そんなアリスは意外と表情豊か。
驚くとギャクマンガのような表情を見せる。
そして、心の奥底から叫ぶ言葉、

「あたしじゃなきゃ、だめなのよー!」

果たして、最大の父を助けることができるのか。
そんなアリスに通称毒メイドのルシールがしょっちゅう無駄だというのですが、その際には決まって

「フフフ フフフフ、ケーッケッケッケッケッケ・・・」

と毒メイドは笑うのです。

探索フロアは全部で地下30階。
最深部にラスボスが控えてるが、そのラスボス戦だけ、多少アクションRPGらしい戦闘となる。
終盤に見せるに意外な展開も注目なロンドンの屋敷での戦奇譚。
ゴシック世界の地下室の向こう側に浸ってみるのもいいかもしれない。

28・伊藤沙絵(後夜祭)

第28回目は恋愛シミュレーションより紹介。
ところで、高校時代の思い出と言えばなんですか?
部活動に青春ささげたもの、赤点を恐れたテスト勉強、春眠暁覚えずな日々の授業。
それとも、文化祭?
クラス皆で看板造って材料買って、そしてつくった出し物。


そんな高校の文化祭をテーマにしたゲームが、PS(プレイステーション)で翔泳社から発売された後夜祭
合計で女性5人の恋愛、男3人の友情が展開される中で(他にもサブキャラも登場するが、サブキャラとのエンディングは無い)、紹介するのは、伊藤沙絵という無表情な女の子。
意外なキャスティングと言われた折笠愛さんの演技も相まって、心を開く姿に引き込まれた人もいるのではないでしょうか。




・データ



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【登場作品】後夜祭(1999)
【名前】伊藤沙絵
【声優】折笠愛
【身長・体重】155cm・42kg
【趣味】読書
【会社】翔泳社、アストロビジョン










・ストーリー




高校3年の10月。
主人公(男)のクラス3年A組では、11月の頭に行われる文化祭に向けてクラスの出し物を考えてました。
模擬店にするか、それともお化け屋敷にするか。
文化祭メンバーは、委員長の細川郁美、学園のアイドル・片山さゆり、幼馴染の橋本理佐
そして、田中裕太鈴木悟主人公の6人。
期日までに多数決で模擬店にするか、お化け屋敷にするかを決める。(尚、主人公含めた6人で多数決、ということは・・・)

3年A組の出し物は果たして成功するだろうか。
そして、文化祭の後に行われる後夜祭にて、主人公の隣にいるのは・・・。


そんななかで、A組の教室で今日も1人で弁当を食べるのが伊藤沙絵。
いつも無表情で目立たない女子高生は、ある日、クラスメートに文化祭の勧誘をうける。



・ゲーム中の性能


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3年A組の生徒だが、文化祭メンバー初期の6人には含まれていない。
準備が忙しくなった10月第1週に、主人公が一人で弁当を食べている伊藤沙絵に声をかける。
その時に文化祭の準備に誘うかどうかの選択肢が現れ、勧誘に成功すると、文化祭メンバーとして加わる。(他に、池田理恵子、竹下翔が同様に途中参加の選択肢が現れる)


文化祭の準備内容は6項目あり、主人公以外のメンバーがランダムに配置され(最後に主人公がどこに入るか選ぶ)、人数が多ければ、作業も進む。(なので、3人勧誘できれば後は適当にやれば、成功はする。)
また、主人公と二人きりで作業することができれば、好感度もあがってくる。
好感度については、昼休み、下校時に話や休日の誘い等で上げることができる。


・思い入れ


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普段は口数は少なく、内気な女の子。
そして、「私は何もできない。」としきりに言う。
しかし、主人公が誘い、一緒に作業し、一緒に話していくうちに…。
静かながら、自分の思いを伝える沙絵。
下を向いてそうな人も、声をかけられるとうれしいものです
物静かな人も、声をかけてみるのもいいものであります。
仲良くなると、休日デートもあったり、水着姿も披露したり。
いちゃいちゃするでなく、口数少なくても一生懸命思いを伝えながらのデートもいいですね。

ゲーム自体は、恋愛SLGでも遊びやすく、クリアも狙うキャラを追いかければとりあえず、エンディングには到達できるだろう。
たまに、高校の限られた思い出に浸りたいものです。

24・アンジェラ(世界はあたしでまわってる)

わがままな女の子は好きですかー。
これまでも、何名かブログ記事で取り上げてますが。
第24回は、あたまわる、こと、世界はあたしでまわってる、の主人公のアンジェラ
2008年にDSで登場。
尚、DS版発売1年後に追加要素のあるPSP版(世界はあたしでまわってる・光と闇のプリンセス)が登場しましたが、プレイしたのは、DS版なので、そちらが基準です。
光と闇システムについては今回は触れてません。



・データ


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【登場作品】世界はあたしでまわってる(2008)、世界はあたしでまわってる・光と闇のプリンセス(2009)
【名前】アンジェラ
【年齢】15歳
【声優】藤森ゆき奈(PSP)
【会社】グローバルAエンターテインメント




・ストーリー


かわいくて、お金持ちで、わがままなノーブルキャピタルの王女アンジェラ。
アンジェラ王女15歳の誕生日、舞踏会でお気に入りの男にプロポーズをしようとしましたが。
長い髪、宝石のドレス、なにより冒険の旅など出来っこないとケチョンケチョンに言われ。
見事に振られました。
そこで、アンジェラは、髪を切り、ドレスを脱ぎ、防具を着て。
冒険の旅にでたのです。

一方、アンジェラの父は戦士ネロに、アンジェラの邪魔をしてほしい、そうすれば、アンジェラは戻ってくる、と頼みました。
アンジェラのわがままな冒険が始まろうとしている。




・ゲーム中の性能



冒険はアンジェラとピンクというスライムの生物との1人1匹のパーティで行う。
アンジェラは、基本的には他のRPGの主人公同様、武器と魔法で戦う。
レベルアップの他、町で食事することで、ステータスも上げることが出来る。
ピンクはザコ戦闘後にザコが落とす肉を取得して能力を上げる、特殊能力を得る。


ゲームの大きな特徴はアンジェラのわがまま。
WPというわがままポイントが定められ、戦闘中に「私がさきよ」というわがままをWP消費して言えば、最初に攻撃できる。
また、アイテムの取得の確率、さらには、ミッションも(一部除いて)省略することもできてしまう。
無論、それ相応のWPも必要だが。

ゲームの舞台は、4つの舞台に分かれており、1つの地方の大ボスを倒さなければ、その地方から出られない。(最後の地方に入ったら、その地方から出ることはできない。)


・思い入れ


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グローバルAエンターテインメントのゲームの主人公は個性的ですねー。
事実上の前作にあたるダンジョンメーカー、というやる気のない主人公(男性)だったり。(今作にも登場します)
わがままな少女はRPGでもいまや珍しくないですが、それをそのままゲームのシステムに組み込むのは珍しいですね、さすがに、一部のボス等は効果ないですが。

戦士ネロの妨害も鬼畜ですね、でも素直に連れ戻すことは出来そうにないほど、わがままな少女なのでしょうか。
意外にも、ストーリー中は別れの描写もあったりで、アンジェラの成長も描かれる。
そんなアンジェラの振られた王子様を振り向かせる旅は…
ま、らしい結末を迎えるなあということで。

16・アリサ・ランディール(ファンタシースター)

第16回は、初のセガからの登場。
セガのRPGの、そしてセガマーク3、マスターシステムの金字塔とも言われるファンタシースター、いわゆる初代ファンタシーから紹介。
現在は、オンラインゲームも有名なシリーズより、主人公のアリサ・ランディール
尚、クリアしたのは、PS2のバージョン。
今回の記事も初代の要素を入れつつも、PS2版を基準にして書いてます。



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・データ

【登場作品】ファンタシースター(1987年)
【名前】アリサ・ランディール
【年齢】15歳
【武器】剣・短剣
【会社】セガ(現・セガゲームス)



・ストーリー


パルマ星・カミニート地区。
国王ラシークによって治められたパルマ星だったが、ラシークが邪教に取りつかれ、世界が異変。
パルマ星各地でモンスターが現れ始めた。
少女・アリサは、3歳年上の兄と暮らしていたが。
ある日、その兄がアリサの目の前で倒れる。
ネロは「タイロンに会って来い。」「ラシークを倒してくれ。」と言い残し、絶命してしまう。
アリサは、兄の遺志を引き継ぎ、3つの惑星をまたにかける冒険に出る。


・ゲーム中の性能


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ジャコウネコ?のミャウ、屈強の戦士・タイロン、魔法使いのルツの計4名(3人+1人)のパーティを組む。
そんななか、アリサは主人公ということで、武具もまずまずでマジックも多少使える、いわばバランス型。
但し、レベルアップで覚えるマジックは初歩的なもののみ、あとは、コラボレーションシステム(カミニート地区にあるアイテム屋で買えるアクセサリを組み合わせて魔法を唱える)での詠唱となる。


・思い入れ


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意志が強いですね。
兄が殺され、遺言を直接聞いてその死の進行中を目撃した。
戦力もさることながら、心も強いんだなあ。
とはいえ、結構根は明るい娘。
PS2の相談システムでは、仲間と明るいやり取りをすることもある。
兄の復讐を誓う時のキリッとした表情と、すぐ後の相談(1人なので独り言)で見せる柔らかな表情。
ただ、やはり主人公、最後に明かされるアリサの宿命。
でも、のほほんと乗り越えそうだろうなあと。
SF世界が舞台ということで、服装も近未来的。
いかにも硬そうだけど、かといって、身に付けて疲れそうな重厚なものでなく、動きやすそうなバランスのいい服装。
ピンク色の髪飾り等で女性らしさもアピール?
言葉を喋るミャウのことがなんだかんだいってかわいい存在かも。

尚、ゲーム攻略として一点注意するとすれば、町の人の話は繰り返したずねること。
1回目、2回目、3回目で話の内容が変わることも多く、しかも、3回目の話がフラグ立てになることもあるので、詰まりそうになったときは、至近の町の人の話を3回ずつ尋ねてみるといいだろう。

1987年12月に発売されたセガのRPG。
女性主人公、SFをベースにした世界観、見下ろし型のフィールド画面と、3D表示のダンジョン。
はやりの剣と魔法の西洋風ファンタジーの轍を通らず、多くの要素が藪の手探りの状態から開発された初代ファンタシースター。
そのシリーズは次の2作目でさらなる衝撃的な展開が待っているが、それはその時に。

15・アディ(アディのおくりもの)

15回目はパズルゲームより紹介。
パズルゲームは本人の力は関係ないので、昔から男女問わず活躍できる分野です。
その中より、9歳の少女を紹介。
ハートフルなストーリーも注目なアディのおくりもの、よりズバリ、アディです。



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【登場作品】アディのおくりもの
【名前】アディ
【道具】ログロック
【年齢】9歳
【会社】ソニー




・ストーリー


9歳の誕生日、アディの家にエミィがやってきた。
そして、誕生日プレゼントとして、ログロックというアルファベッドのコインが連なっているパズルと、音のならないオルゴールを貰った。
エミィの母が家を出ていき、兄のモーセも母と共に今日で引っ越し。
もういらないからという理由で2つの品物をアディに渡した。

その夜、アディは不思議な夢を見る。
モーゼに似た少年、ジョーカがアディを案内する夢の世界。
その世界では、ログロックを使い、言葉を作ると、その物がログロックの言葉通りに変わってしまう不思議な世界。
さらに、エミィと酷似した少女、イザベラもアディの前に登場。
アディは、夢の世界を歩き回る。




・ゲーム中の性能



ログロックを使い目の前の物を変えることができるアディ。
では、ログロックとは。

アルファベッド26文字のコインがスロット状に繋がっていて、Eを下に回すとF。
26文字英文字は、文字によって、大文字だったり小文字だったり。
その文字を、左右に回転、180度回転、反転等させて、別の文字にできる。
bを180度回転させるとq、反転させるとd。
Lを反転させるとJ、90度右に回すとr(R)。
時にスロットのリールを外し、入れ替えたり。
また、スロットは単独で上下に回せず、すべてのリールはまとめてまわってしまう。
リールを外すことで、回るリールとそうでないリールに分けることができる。
一定の手数以内に別の単語に変えることで、ゲームを進めていく。
既定の手数より少ない手数でクリアできれば、そのストックは持ち越される。
そのストックが0になったらゲームオーバーになる。

尚、ゲームが進むと爆弾というものも登場する。
特定の文字のコインを操作すると、爆発し、ストックが大きくマイナスとなる。
パズルは基本的に一からのやり直しができるが、消費したストックは戻らない。
どこでもセーブ・ロードができるが、こまめのセーブ&ロードが必須となる。


・思い入れ


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こんなサイトのはずだけど、アディ本人だけのことを書くとすぐ終わってしまうので、ゲーム周りのことも触れつつ・・・


PS1後期の作品。
シンプルなパズルゲームですが、洗練された工夫も垣間見れます。
画面右に常時アディの全身像を表示。
探索時は、アディが身を乗り出すと、人と話す、調べるなどを行う。
ただし、チュートリアル的な冒頭のパズルでいきなり(最初としては)難解な操作と解法を求められる。

アディは、人々のお願いを聞き入れる、なかなかいやとは言えない性格だが、夢の中の人たちの依頼をこなし、物から物へと変え、物語を進めていく。
ハートフルで、戦いの無い作品なだけに、アニメ調というより、絵本タッチ。
残念、萌え系ではない。
エミィに対しては、度々怒ったような表情を見せ、しかし、ジョーカを追う時は、危険を顧みずに行動をする。
果たしてジョーカを追った先に明らかになる夢の世界、そしてプレゼントの意味とは。

また、このゲームは、エンディングが2つ存在する。
最後のパズルで入力する言葉によって変わってくる。
1つは、心温まるもキャッチーな、もう1つは、うら淋しさがこころを包み込むものとなる。

尚、クリア後には、さらに難易度の高いパズルも出現する。
全パズルのコンプリートは、それはもう難しい、はたして出来た猛者はいるのだろうか。

事実は小説よりも奇なり、というものだが、夢の世界もまた、京の夢大阪の夢である。